職人と美。
3月 27, 2012 § コメントする
先日数寄屋橋二郎の映画を見た。
捻くれた性格のせいか、
あまり期待はしていなかった。
日本の心、感性をどれだけ西洋の人が理解して、
それを映画としてとるのかが正直憂うつだった。
でも正直見てよかった。
予想より良くて、感動もした。
まわりの観客の反応はもちろんアメリカンだったけど、
それなりに楽しんでいたように感じた。
連れて行ったまじめなアメリカ人の日本語の生徒は
高校生なのに終わってからすごく面白かったと。
90分もジッと黙って座って何か、
パソコン、携帯以外に集中することが
ちょっと心配だったのに。
しかも内容に感心するなんて。
まだ今時の若者も捨てたもんじゃないなーと
オジさん臭い独り言。
しかし、話はもどるが、まず、美しい。
よけいな演出なしでそのもので勝負してる所が
またカッコイイ。
日頃アメリカで身につけた、
(と言いたいところだが、実際最近の日本でも充分ある)、
根拠のない自信。
そういう自分が情けなくなるこのような人の生活、生き方。
今のダラダラ書いている自分もどうなのかと。
お寿司。
とにかく美しい。
そこまでいったら、おいしいのは間違いないと思うけど、
その美しさ、一つ一つのこだわりは
その人その人で違いが出ると思う。
身近に似た感覚を持った人、
寿司職人ではないけど、
運良く結構いる。
そんな教育の環境の中で育って、
おかげで美しいものに深く感動する自分がいる。
あー、あまり有名にならないといいなーと
勝手に思って映画館を去った。
今晩もまたゆっくり見ようっと。
taipei international cycle show 2012
3月 20, 2012 § コメントする
shula。
3月 16, 2012 § コメントする
この人は昔から自転車スタジオのサポーター。
写真家もそう。
これはshulaのmtb。
この人みたいにカッコ良く自転車を乗りたい。
この間、街なかで前をすらーりと
通って行った。
やっぱり、いつでもカッコいい。
二十歳ぐらいの歳の差があるのに、
完全に負けている。
後ろ姿に見とれる。
がんばれとはこういうことか。
old shula photo.
i’ve always wanted to ride like her.
from an age when i idolized jeannie longo.
she was the other one i looked up to.
she is a fierce and graceful rider.
with an inviting chuckle
and so much style.
one of the pillars of jitensha studio.
i saw her the other day riding through a busy downtown intersection.
she looked as cool as the image
i have etched in my mind.
dont let the petite size and ease fool you.
photos by robert schenker
里帰り。
3月 8, 2012 § 1件のコメント
今週末300kmのブレベがあるそう。
その前に自転車の整備。
青い方は南カルフォルニアからで
白い方は隣の町からだ。
今週末がんばって欲しい気持ちで
送り出す。
both are back for a quick check
before a 300km ride this saturday.
the blue one from southern california,
the white one from the bay area.
always happy with visits.
sending them off with great hopes for a wonderful ride.
物作り。
3月 2, 2012 § 1件のコメント
今日は久しぶりに
自転車業界にふれた。
北米ハンドメイド自転車ショー。
以前のに比べて、
出展者、入場者も増えていたよう。
あまりこういう場は得意ではないが、
久しぶりに行ったせいか、
あたりさわりなく、見学終了。
上のハガキは中村氏の作品。
jitensha studioのカレンダーを
入れてもらってうれしい。
しかし、鉋や鋸などの道具が
きれいな並べ方で、
なんとなくその空間の感じが
伝わってくる。
多々の物作りのあり方を
改めて考えさせられる一日。
this postcard was made by our late friend nakamura.
a great talent in woodworking
who later explored painting/illustration as well.
the way the tools are lined up neatly
gives me a comforting sense of a craftsman’s space.
having returned from the nahbs,
i am revisiting the idea of what it means to be a craftsman.
その昔。
3月 1, 2012 § コメントする
タンデムは渡辺捷治氏のものです。
サイドカーは
huf(重田、小山、石川、豊福、藤江、伊佐馬、飯村)が製作。
小山、飯村が中心になって進めた。
Shoji Watanabe’s personal tandem he built for his wife and child.
the side car was made by the design collective
huf( shigeta, koyama, ishikawa, toyofuku, fujie, isama, iimura).
小山氏による造形、
飯村による機構面の設計、及びとりまとめ。
製作はGHクラフト。
70年代の中頃。
styling design-koyama.
mechanical structure/project management-iimura.
construction- GH craft.
mid- 70s, tokyo, japan.